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鶴岡市長沼・八栄島地区デマンドタクシー 「すまいる号」運行開始 20年近く路線バス〝空白域〟に笑顔

 鶴岡市長沼、八栄島両地区のデマンドタクシー「すまいる号」の出発式が2日、長沼温泉ぽっぽの湯で行われた。両地区住民が会員登録し、事前予約制で各自宅と市の中心部や近隣町とを1日3往復する乗合タクシーで、料金はバス並み。20年近くにわたり路線バスの空白域となっていた両地区で、新たな住民の足として運行を開始した。

「すまいる号」の出発を祝い、関係者がテープカット

 両地区は1993年3月に民間の路線バスが廃止され、その後、旧藤島町が2000年4月に導入した町営バスも03年3月に廃止。以来、路線バスの空白域となっていた。市藤島庁舎が19、20年度の2カ年、大東文化大に委託して運行可能性を調査。一定の利用を確保できるとして、運行の準備を進めていた。

 運行主体は、昨年12月に住民や市関係者らで立ち上げた「長沼・八栄島地区デマンド交通運営協議会」(会長・髙橋俊一長沼地区自治振興会長)。当面は道路運送法上の実証運行(最長3カ年)で運行し、その後、本格運行に移行する。出羽ハイヤー(松本元朝社長)に委託し、経費は運賃と市の補助金、両地区全世帯の負担金で賄う。

 車両は小型タクシー(運転手を除く定員4人)、予約が多い場合はジャンボタクシーを使う。運行ルートは1藤島・鶴岡(月・水・金・土曜日)2庄内町(火曜日)3三川町(木曜日)―の3つあり、それぞれ1日3往復する。目的地は医療機関やスーパー、市庁舎など、事前に定められた26カ所。料金は片道200―800円。子ども(小学生以下)、高校生の通学、障害者らは半額になる。

 愛称「すまいる号」は両地区住民から公募し、日向流菜さん(5)=小中島、保育園年長組、伊藤正子さん(長沼)の2人の応募作が採用された。日向さんは「みんなで笑顔になってほしいとお母さんと一緒に考えた」という。

 この日午前7時半から行われた出発式には両地区住民や市の関係者ら約30人が出席。運営協議会の髙橋会長が「路線バスの廃止後、交通弱者は家族らの支えで足を確保してきた。地域に笑顔をもたらす公共交通になるように」とあいさつ、皆川治市長が「行政、住民、企業が連携し成功させたい」と祝辞を述べた。

 出羽ハイヤーの車両に「すまいる号」のステッカーを貼った後、髙橋会長、成田信一八栄島地区自治振興会長、皆川市長、出羽ハイヤーの松本社長ら5人が車両脇でテープカット。拍手で第1便を送り出した。

 運営協議会事務局(市藤島庁舎総務企画課)によると、登録した会員は約120人。09年1月から運行している東栄地区の実績から400人程度の登録を見込んでいるが、「まだどういうものか浸透していない。利用者の口コミを含め利便性をPRし、利用増を図る」という。問い合わせは同課=電0235(64)5813=へ。

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