輝く新芽 「北限の茶」初摘み 能代市桧山地区

大高園の親戚らが行った檜山茶の初摘み(能代市桧山字茶園で)
「北限の茶」として知られる檜山茶の生産地である能代市桧山の大高園で31日、新茶の初摘みが行われ、家族らが淡い黄緑色をした新芽を摘み取った。収穫した茶葉は手もみで製茶し、市内の各店舗で販売される。
檜山茶の畑は桧山城近くの杉木立に囲まれた一角にあり、京都宇治茶の在来種を手摘み、手もみといった古来から続く製法で生産している。280年前の江戸期から栽培されていたが、戦後の食糧難で多くが野菜農家に転向し、茶農家は2軒まで減った。
寒冷地にあるため一大産地である静岡や京都などより作業の開始が1カ月遅れる。立春から88日目に当たる八十八夜(今年は5月1日)が一番茶の摘み頃とされるが、檜山茶は5月下旬〜6月上旬に摘み取る。
大高園の茶畑(15㌃)では31日に初摘みが行われ、大高家の親戚やボランティアなど4人が参加。日光が差し込む杉木立の茶園で、若芽と周辺の柔らかい2枚の葉を一緒に取る「一芯二葉」の方法で丁寧に摘み、籠に入れていった。
園主は「ここ5年ほど油かすなどの肥料をやったことで土壌が良くなっており、枝葉が混んできた。今年も元気に葉を付けており、いい出来栄え」とうなづいた。
大高家の親戚の木名瀬カズ子さん(73)=同市大瀬侭下=は「檜山茶は香りが良くておいしい。茶摘みの作業も楽しい。きょうは天気が良く、きれいな空気の中での作業は気持ちいい」と話した。
大高園では生葉を10㌔収穫し、乾燥させて2㌔ほどを製品として同市柳町の旧料亭金勇などで販売する。摘み取りは三番茶の8月下旬ごろまで行われる。
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