木の図鑑、絵本を作製 子どもたちに寄贈 島材の素晴らしさ後世に 木工ブランドKATARIGI

「島の木の図鑑」と「島の木の物語」を手に笑顔を見せる石垣教育長、上原千香子さん、戸眞伊擴さん、仲田教育長(左から)=5月31日午後、石垣市教育委員会
㈲うえざと木工(東上里和広取締役社長)の自社ブランド「KATARIGI」からこのほど、八重山の有用樹木67種類を掲載した図鑑「島の木の図鑑」と物語絵本「島の木の物語」が発刊された。同社は「島材の素晴らしさを後世に伝えたい」と思いを込め、5月31日、郡内の小中高校、こども園など76施設に計248冊を寄贈した。
「KATARIGI」は島材を使用した食器や雑貨などを作製、販売している。図鑑と絵本の発刊・寄贈を考案、約3年の制作期間を経て4月に発刊した。
図鑑は67種類の木の写真やイラストのほか、トマイ木工所の戸眞伊擴代表による解説や体験談、八重山での伝承などが記載されている。それぞれ木目が伝わる皿の写真を掲載するなど工夫も施した。創作絵本では16種類の木にまつわるオリジナルのショートストーリーがまとめられている。
同日午後、石垣市教育委員会で贈呈式が行われ、ブランドマネージャーの上原千香子さんと戸眞伊さんが石教委の石垣安志教育長、竹教委の仲田森和教育長に本を手渡した。
上原さんは「島材には人と木が育んできた物語や経験が詰まっている。島の木の素晴らしさを後世に伝えていく一つのツールとしていただきたい。一人でも多くの子どもたちに読んでもらい愛着を持ってもらえたら」と期待した。
石垣教育長は「島材と人がどう関わってきたかが分かる貴重な教材。子ども、大人が読んでも素晴らしい本。有効に活用させていただく」、仲田教育長は「島の子どもたちに海洋教育とタイアップしながら勉強させたい。この一冊が次世代の子どもたちへ受け継がれていくことを期待する」とそれぞれ感謝した。
図鑑は全127㌻、絵本は全71㌻。うえざと木工工場内にある店舗で販売されている。価格は絵本1800円、図鑑4500円(どちらも税抜き)。
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