干潟の生き物観察会 山口市
干潟の生き物の観察を楽しむ親子(きらら浜自然観察公園で)
山口市阿知須のきらら浜自然観察公園で29日にニラバラン観察会、30日に干潟の生き物観察会が開かれ、五月晴れの下、親子連れらが自然に親しみ、交流のひとときを過ごした。いずれも同公園主催。
干潟の生き物観察会は、親子連れを中心に43人が干潟に生息するカニなどを探し、地域の自然や生態系への理解を深めた。
人工的に造られた約8㌶の干潟の一角で、泥の中に潜んでいるカニを探した。隠れ家となっている小さな穴や、食事の後に吐き出した砂の固まりを目印にするよう職員がアドバイス。子どもたちはスコップを使って砂泥を掘り起こし、ヤマトオサガ二、ハクセンシオマネキ、チゴガ二など8種類のカニを見つけた。ハサミシャコエビやイソテッポウエビ、貝類なども捕まえ、バケツに入れてじっくりと観察していた。
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