サトイモ出荷ピーク 与論町 今期共販263トン計画

サトイモの収穫作業に汗を流す生産者=26日、鹿児島県与論町
鹿児島県与論町(与論島)で輸送野菜サトイモの出荷がピークを迎えている。JAあまみ与論事業本部では今期共販量263トン(前期実績254トン)、販売額1億5300万円(同1億4000万円)を計画。島内のほ場では生産者が出荷に向けて、サトイモの収穫作業に追われている。出荷は6月まで最盛期が続く。
与論町のサトイモは「日本一早い新物産地」として、関東、関西をはじめ全国の市場に出荷されている。品種は「石川早生」。与論事業本部によると、2016年3月に選果機を新規導入したことで品質向上が図られ、市場の評価も高まった。
今期は生産農家約160戸が約30ヘクタールで栽培。2月から出荷を始め、5月26日現在の出荷量は機械選別で80トン、各農家による選別で31トン。12~1月の低温が生育に影響し、出荷が遅れていたが、5月に入って持ち直してきたという。
同事業本部の担当者は「他産地の出荷量が少ないせいか、価格が安定している。4月の単価は例年より200円高かった。昨年は疫病が入ったが、今年は空梅雨なのか、雨が降らないおかげで病気が入らない一方、単収の減少が懸念される」と話した。
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