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コロナ禍、英会話1人でも 学習本2冊 共著で出版 帯広

 帯広市内の英語学校ジョイ・イングリッシュ・アカデミーの講師アーロン・クラークさん(48)と学院長の浦島久さん(68)が共著で、英語学習本を2冊出版した。コロナ禍で人との会話練習が難しくなる中、1人でもできるよう、「一人二役英会話」など工夫を凝らしている。

初心者から楽しく学べる英語学習本を出版した(左から)クラークさんと浦島さん

 浦島さんは1977年に同アカデミーを開き、中学英語教科書の著作やこれまでに37冊の出版を手掛けている。クラークさんはカナダ生まれで、2003年の来日から英語教室講師を務め、14年から同アカデミーで指導している。

 今回出版した2冊は「一人二役英会話」(オープンゲート、1815円)と「I(アイ)の英会話」(IBCパブリッシング、1540円)。

 このうち「一人二役-」は、通常、2人で練習する対話がコロナ禍で難しいことから、落語のように一人二役で行うイメージで考案。浦島さんとクラークさんが「名前」「誕生日」などのテーマの下、落ちのある会話文を制作した。

 「カナダと日本の笑いの違いに苦労し、パンチライン(落ち)を付けるのが難しかった」とクラークさん。英語落語家の桂かい枝さんからも高く評価され、楽しく学べる1冊に仕上がった。

 「Iの-」は簡単な英文もなかなか口から出てこない人のために、声に出して行う英語のパターンを紹介。文法の基礎や話す練習にもなり、隙間時間を活用して勉強できる。

 いずれも25日に発売され、クラークさんは「書店に並んでいたのを見た時はうれしかった。(本を通じ)ユーモアを入れた日常会話や、英語の表現を口に出すトレーニングをしてほしい」と期待する。

 浦島さんはほかに、「話すための英作文1秒反射トレーニング」(DHC、1870円)を、英語総合研究所の阿部一さん(東京)と共に出版した。インターネット通販会社アマゾンの英会話部門で1位に輝き、英会話でよく使われる文型を学ぶことができる内容になっている。浦島さんは「コロナ禍でも1人でしっかり学べる本に全てなった」と話している。

 いずれも全国の書店で取り扱っている。

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