全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

むかわ町が 本庁舎に多目的スペース 鵡川高野球部の 仮設寮を再利用

むかわ町は、新型コロナウイルス感染症対策として、胆振東部地震で被災した鵡川高校野球部が使っていた仮設生徒寮の一部を再利用し、役場本庁舎に多目的スペースを整備する工事を進めている。町は当初、6月中旬を工期としていたが、町内で感染が拡大していることから「緊急事態」と位置付けて完成を急ぎ、早ければ6月初旬にも供用を開始する考えだ。

役場本庁舎の敷地内に整備している多目的スペース

 多目的スペースの場所には、役場本庁舎駐車場を利用。移動可能なモバイルハウス7棟(1棟あたり床面積約29平方メートル)をつなぎ合わせた。

 活用方法には、今後の各種選挙の期日前投票や確定申告の会場にすることを想定している。鵡川地区の期日前投票所、確定申告会場は町役場に併設する産業会館の会議室で行っているが、広さや換気設備が十分でないほか、出入り口が1カ所のみで、3密(密閉、密集、密接)の回避が難しいため。状況を踏まえ、これまで以上のスペースを確保し、出入り口も数カ所ある構造にする。

 また、生徒の部屋として使っていた場所は、敷居の壁を外すなどして三つの部屋にした。オンライン会議やリモートワーク、小規模のミーティングルームなど多様なニーズに対応できるようにする。

 町内では今月に入り、感染者が相次いでいるほか、高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生するなど危機的な状況下にある。町の担当者は「庁舎機能や来庁者の安全確保、低リスク者の分散勤務場所として果たす役割は大きい」としている。

関連記事

紀伊民報社

シャクナゲ咲く 和歌山・印南の川又観音

 和歌山県印南町川又にある川又観音周辺でシャクナゲ(ツツジ科)が見頃を迎えており、参拝者や写真愛好者が山中に映える鮮やかな花を楽しんでいる。  同町の山間部にある厄よけで知られる観音で、シャクナ...

障害者の芸術イベント アール・ブリュット、苫小牧の2人も活躍

苫小牧市文化会館で3月に開かれた芸術イベント「アール・ブリュットin苫小牧2024」(苫小牧の文化と福祉を考える会主催)では、市内在住のアーティスト2人も活躍した。迷路作家の村川信也さん(50)と...

荘内日報社

プロジェクションマッピング鮮やかに 鶴岡・致道博物館重文「旧西田川郡役所」..

 鶴岡市の致道博物館(酒井忠順館長)にある国指定重要文化財「旧西田川郡役所」のリニューアルオープンを前に19日夜、クラウドファンディング(CF)の協力者を対象にした特別内覧とプロジェクションマッピン...

道の駅おとふけ来場128万人 2年目も好調

 音更町内の「道の駅おとふけ」(なつぞら2、愛称・なつぞらのふる里)が、15日に新築移転オープンから丸2年となった。2年目は、年間来場者数が128万2896人(対前年比14.9%減)で、開業初年(...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク