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宇宙サミット8月開催 産業の未来提示 大樹・帯広で

 スペースポート(宇宙港)構想を掲げる大樹町の酒森正人町長などは27日、オンラインで記者会見を開き、8月に同町と帯広市内で初の「北海道宇宙サミット」を開催すると発表した。宇宙関連施設を巡るオンラインツアーや宇宙ビジネスをテーマにした会議を予定、道内外の幅広い産業関係者に参加を呼び掛け、宇宙版シリコンバレー実現の機運を高める。

オンライン会見で「北海道宇宙サミット」の開催を発表した酒森大樹町長(上段中央)ら

 大樹を中心に4月に本格始動した「北海道スペースポート(HOSPO)」プロジェクトの推進が目的。町、宇宙港管理運営会社「スペースコタン」(大樹町、小田切義憲社長)、宇宙ベンチャーのインターステラテクノロジズ(IST、同町、稲川貴大社長)、とかち財団(帯広市、長澤秀行理事長)、十勝毎日新聞社による実行委員会が主催する。

 開催日は8月26、27日。初日は大樹町内のロケット射場、町多目的航空公園内の滑走路などをオンラインで巡るツアー、2日目は帯広市民文化ホールでカンファレンス(会議)を開く。

 カンファレンスでは酒森町長、小田切、稲川両社長、IST創業者の堀江貴文さん、日本宇宙フォーラムの浅田正一郎常務理事ら約20人が登壇。宇宙をテーマにした地方創生、宇宙産業をめぐる世界の最新動向について語り合う。約500人の来場を想定、オンライン配信も行う。

 最終日は登壇者と企業経営者らによるビジネスサロンを帯広市内の事業創発拠点LANDに開設。登壇者や参加者が一同に会する交流会も予定している。

 記者会見には酒森町長、小田切、稲川両社長、長澤理事長が参加。酒森町長は「サミットを通じて宇宙版シリコンバレーがある未来を感じてもらい、道内で宇宙産業を盛り上げる機運の醸成につなげたい」と述べた。

 小田切社長は「宇宙は身近になり、さまざまな分野に波及する。幅広い分野の関係者に参加してほしい」と呼び掛けた。詳しい情報は今後、HOSPOのホームページなどで随時掲載する。

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