久しぶりのスタメンとなった岸田（維新みらいふスタジアムで）

　サッカーＪ２レノファ山口は２２日、天皇杯ＪＦＡ第１０１回全日本サッカー選手権大会の初戦を山口市の維新みらいふスタジアムで迎え、アマチュアシードのＪＦＬヴェルスパ大分と対戦し、１―１の同点からＰＫ戦の末敗れた。

　Ｊ１、２や、都道府県代表の全９０チームによるノックアウト方式。大分は昨シーズンにＪＦＬで優勝したため、アマチュアシードで出場した。

　リーグ戦での選手の疲労などを考慮し、スタメンにＧＫ吉満大介やＦＷ岸田和人を起用し、普段と異なる布陣で臨んだ。前半は相手に先制点を許すも、ＦＷ梅木翼がこぼれ球に反応して同点に追いついた。後半は相手チームに押されながらも、両者無失点で延長戦に突入。ＰＫ戦にもつれ込み、２―４で敗れた。

　渡辺晋監督　一つ一つのプレーを見ると修正する所ばかり。何もつかめず、残念で申し訳ない。残りのリーグ戦で本気度を見せたい。

　森晃太選手　守備から入ることに専念し、自分の特徴を出そうと思っていた。次につなげるためにも勝ちたかった。

　梅木翼選手　ゴールシーンは良いボールがこぼれてきてシュートするだけだった。もっと起点になるプレーを増やさなければいけないと感じた。