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長野日報社

職人養成「わら道場」 南信州米俵保存会が来月開設

道場を開設する米俵保存会の作業場で、猫つぐらをPRする酒井裕司代表

 大相撲の土俵をはじめ、わら細工を幅広く手掛ける飯島町の職人集団「南信州米俵保存会」は6月から、幅広い人たちにわら細工に親しんでもらおうと「わら道場」を開設する。初心者でも体験でき、趣味程度から本気で職人を目指す人までコース別で対応。担い手を増やし、伝統文化の継承につなげる。

 会場は飯島郵便局近くにある同保存会の作業場。酒井裕司代表らベテランの職人が丁寧に指導し、米俵や猫つぐら、しめ飾りなどを作る。

 毎週水曜日と、週末の土・日曜を使って毎月6回開催。水曜は午前9時~午後9時、土・日は午前9時~午後5時で、月1~4回コースは各日4時間まで受講できる。

 6回の開講日すべてに時間無制限でわら細工に取り組める職人養成コースは、1~2年かけてじっくりと修行することを想定。わらに欠かせない稲作にも携わってもらう考えで、酒井代表は「いずれわれわれの仲間に入ってもらい、雇用につなげてわら細工を産業として発展させていきたい」と期待する。

 1回2時間程度の体験コースも用意。観光などへの活用も見通しており「ここにしかない総合的なわらの学びの場」にしていく考えだ。

 保存会は今まで外部で開いてきたわら細工教室がコロナ禍で困難になり、「習いたい」という声が寄せられていた。酒井代表は「密にならないよう感染予防も徹底しながら、自前の道場でわら細工の魅力や楽しさをさらに広めていきたい」と話す。

 入会金4400円で、受講料は月額4400円~1万2100円(材料費込み)。問い合わせは酒井代表(電話090・7631・0052)へ。

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