雪遊び楽しい! ノース・スノーランドin千歳オープン
勢いよくチューブ滑り
千歳市蘭越のザ・ノースカントリーゴルフクラブ(GC、太田康裕社長)は29日、冬ならではの遊びを有料で提供する、「ノース・スノーランドin千歳」をオープンした。初日はオープニングを告げる大お菓子まきを行い、地元の子供を中心に大にぎわいで、チューブ滑りや雪上乗馬なども人気を集めている。
この日は午前、午後と2回に分け、小学生以下を対象に大お菓子まきを行い、お菓子を計400袋まいた。中にはホテル宿泊券が入った「当たり」もあり、取れなかった子供にもお菓子を手渡すサービスの厚さ。午前中は100人以上の子供が参加し、千歳市の男の子は(8)は「5個取れて良かった」と笑顔を見せていた。
今年は例年と比べて雪不足だが、雪をかき集めて会場を設営し、一部の遊びを除いて営業を開始した。高さ4メートル、斜面約15メートルの滑り台で行うチューブ滑り(4回分400円)は、雪不足で斜面はまだ長さ10メートル程度だったため、この日は地元の子供たちに無料開放。ゴムチューブでくるくる回りながら斜面を滑る遊びに、苫小牧の女の子(8)は「回って楽しかった」と喜んだ。
雪上乗馬(大人1000円、小学生700円)、ミニスノーモービル(同)は長蛇の列ができる人気ぶり。銀世界の中で引き馬を楽しんだ苫小牧の島村篤樹君(8)は「落ちるかそわそわしたけど楽しかった」と話していた。同日午後からはインバウンド(訪日外国人旅行者)の団体客も入り、にぎわいも増している。
「ノース~」は2009年度から取り組み、千歳の冬観光の目玉の一つに成長している。特にインバウンドから人気を集めており、09年度は入場者約8300人だったが、16年度は約4倍の約3万2300人に達した。今季は来年3月6日までの予定で、営業時間は午前9時~午後4時。問い合わせは同GC 電話0123(27)2121。
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