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紀伊民報社

文房具の寄付活動など NPOが手作りの店をスタート

6月1日開店の「ヒコゴロン」にある、使いかけの文房具で作った雑貨やおもちゃなどの販売コーナー(和歌山県上富田町生馬で)

 障害児や発達の気になる子どもと家族の支援をしているNPO「ころん」(田辺市)は6月1日、上富田町生馬、彦五郎公園横にある町産業振興・交流施設で、手作りの店「ヒコゴロン」をスタートさせる。木のおもちゃの無料貸し出しなど従来の活動のほか、子どもたちに文房具を寄付する新たな取り組みを始める。

 同NPOは今年4月から5年間、同施設の指定管理者となり、開店に向けて施設内の改修などを進めていた。
 親子連れやお年寄りなど、障害の有無に関係なく誰もが気軽に立ち寄り、一息つける場所を目指す。NPOの情報発信の場や、障害者が働き方のノウハウを身に付ける場にする狙いもある。
 文房具プロジェクトは、家庭や会社で使わないままになっている文房具の寄付を募り、次の使い手である子どもたちの手に無料で届ける。
 寄付を募っているのは定規、コンパス、消しゴム、鉛筆、ペン、クレヨン、はさみなどのほか、絵の具セットや習字セット、彫刻刀といった子どもの成長とともに使わなくなった物など。オープン前でも事前に連絡すれば寄付を受け付ける。M
 定規の中央にコルクで厚みを付けて押さえやすくしたり、鉛筆にクリップを付けて持ちやすくしたりと、文房具に工夫を加え、個人個人に合わせて使いやすくする「リフォーム」も手掛ける。家庭にある文房具を持ち込んでもいい。リフォーム代は無料。
 また、使いかけの文房具をおもしろ雑貨やおもちゃに作り替えて販売もする。これらの売り上げの一部は、リフォームの材料費に充てる。
 店内にはこのほか、木のおもちゃや職員が手作りした布のおもちゃを無料で貸し出す「おもちゃ図書館」や、絵本を貸し出すコーナーを設置する。
 さらに職員手作りの雑貨や布マスク、はまゆう支援学校高等部(上富田町岩田)の生徒による手作りの雑貨などを販売したり、コーヒーやジュースなどを持ち帰り専用で販売したりもする。
 将来の就労を見据え、NPOの放課後等デイサービス事業所の利用者が接客や在庫管理をしたり、販売する雑貨のデザインを考えたりと、店の運営に携わる。
 営業時間は毎週月、火、木、金曜、第1、3土曜と日曜の午前10時~午後4時。毎週水曜と第2、4土曜と日曜、毎月1、2日は定休(6月1日は開店)。

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