今シーズンの抱負を述べる大森主将ら（国際ホテル宇部で）

　女子フットサルチーム・ミネルバ宇部（廣田晃子代表）の２０２０年シーズン報告会は１５日、国際ホテル宇部で開かれた。チーム関係者、支援者ら６０人が出席。国内最高峰の日本女子フットサルリーグ参戦初年度の成績報告と６月に開幕予定の２１年シーズンに向けた体制発表があり、昨シーズンの勝ち点１、１０位を上回る勝ち点１５、５位を目標に掲げた。 　 　活動をまとめた動画で参戦初年度を振り返り、廣田代表は「チームとして試合以外にも競技普及活動、社会貢献活動を実施してきたが、コロナ禍で活動がままならず苦しい一年だった。今年度も日本一のチームを目指し、一人一人ができることを全力で頑張っていく」と２シーズン目の決意を示した。 　 　宮嶋良丞監督は「攻めて勝つ」をコンセプトに、リーグ戦は５位、全日本選手権は本選出場という目標を掲げた。主将は大森真由奈選手が務め、新加入３人を含む１２人で戦うことと５選手の引退を発表。新シーズンのユニホーム、スポンサーも示された。 　 　大森主将は「宮嶋監督の掲げる攻撃的なフットサルを体現し、子どもたちに夢を与えられるチームになりたい」と抱負を述べた。 　 　２１～２２年の同リーグにはミネルバを含め１０チームが参戦。セントラル方式の総当たりリーグ戦で、上位３チームがプレーオフに進む。開幕節は６月１９、２０日に福井県で開かれ、ミネルバは昨シーズンの覇者、バルドラール浦安ラス・ボニータスと戦う。 　 　今シーズンの選手、スタッフは次の通り。（☆印は新加入） 　 　▽主将＝大森真由奈▽選手＝伊藤麻実、天野舞子、阿部なるみ、安田邦子、☆窪田美乃里、吉本安未、石田志穂、長田杏樹、☆椿佳奈、☆玉木賀子、荒井未来▽代表＝廣田晃子▽監督＝宮嶋良丞▽コーチ＝八木謙一、菊川祥吉▽ＧＫコーチ＝古川泰▽トレーナー＝大井健二朗、岡部航太、國光佑介▽フィジカルトレーナー＝☆清水陽子▽ドクター＝金子法子