鶴岡市の鶴岡公園内にある「滝藤」が見ごろを迎え、淡い紫色の無数の花房がそばにあるアヤメの濃い紫色と花の共演を見せている。
見頃を迎えた鶴岡公園の「滝藤」とアヤメ園(手前)=15日
滝藤は園内の荘内神社と内堀の間にあるスギの大木につるを伸ばしたフジ。20メートルを超える高さからいくつもの花房が咲き、最下部は内堀の水面にまで達する光景から、市の委託で公園の管理を担っている鶴岡市シルバー人材センターの会員が名付けた。品種、樹齢とともに不明。
同公園を管理する市公園緑地係によると、例年より1週間ほど早い今月初めに咲き始め、見頃を迎えた。同係の担当者は「例年、天神祭(25日)ごろにかけて見頃になるが、桜とともに今年は開花が早い」と話す。
好天に恵まれた14、15日は家族連れや若いカップル、女性グループらが足を運び、さわやかな薫風を受けて穏やかに揺れる花房に「きれいね」「すごいなあ」と会話しながら、アヤメ園の遊歩道で記念写真を撮る光景が続いた。
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