県の奨励品種を選定するため田植え 山口市
調査のため丁寧に田植えする職員たち(県農林総合技術センターで)
県の奨励品種を選定するための田植えが14日、県農林総合技術センターで始まった。高温耐性や多収性を比較し、県内での栽培により適した品種を決定する。
県内で普及すべき品種を調査・決定し、水稲の安定生産を図る目的で1953年から実施している。
初日はセンター内にある6アールに品種・系統ごとの区画を設け、職員10人が極わせ種を中心とした14品種・9系統を交ざらないように手植えしていった。中には現在奨励品種となっている9品種のうち「ヒノヒカリ」や「日本晴」など4品種も含まれている。
同センターの渡辺大輔専門研究員は「ハードルは高いと思うが、現在の奨励品種を超えるものが出てくれば。順調に生育してほしい」と期待を寄せていた。
来月にはわせ、なかて種を中心に、27品種・31系統を移植。その後は県内各所での適応性を調べるための現地調査などを予定している。
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