知床横断道路開通【羅臼】

ゲートが開けられた知床羅臼横断道路
昨年11月9日から冬季全面通行止めになっていた知床横断道路(国道334号、羅臼町湯ノ沢―斜里町岩尾別間23・8㌔)が27日開通し、羅臼町に本格的な観光シーズンが訪れた。
この日、同町湯ノ沢ゲート前には開通を待つ車が多数並んだ。昨年に続き今年も新型コロナウイルス感染拡大の影響で開通式は自粛し、町職員がドライバーらに地元のPRを兼ねた記念品を手渡すにとどめた。
午前9時30分の開通と同時に多くの車が頂上へ。同10時ごろの頂上付近は周辺に霧が立ちこめ、気温氷点下1度、風速8㍍とあいにくの天候だったが、カメラやスマートフォンを片手に記念撮影を行う観光客の姿が見られた。
広島県から父親と共に訪れた無職善倉志奈子さん(62)は「斜里側から上ろうとしたができなかったので迂(う)回(かい)して羅臼側から上った。羅臼岳が霧で見えないのは残念だが、自然の豊かさを実感した」と話し、モニュメントの前で記念撮影していた。 同道路は路面凍結の恐れがあるため、当面の間は午前9時30分から午後4時まで通行が可能(路面状況で変更あり)で、夜間は通行止め。
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