JA鶴岡青年部大泉支部のメンバーたちが、鶴岡市白山の転作ほ場に「菜の花迷路」を整備し26日、一般開放を始めた。
子どもたちに自然に触れ合う遊び場を提供したいと2018年に始め、19年に続き2年ぶり3回目。今回は特に、コロナ禍で遠出が難しい親子連れらの憩いの場になればという思いも込めたという。

黄色のじゅうたんの中を散策できる鶴岡市白山の「菜の花迷路」=26日午前
場所は旧国道7号沿いの食堂「味の蔵 壽楽」裏手。個人所有の転作ほ場約30アール(約30メートル×約100メートル)を借りて昨秋、菜の花の種をまいた。今月10日ごろから開花し、同22日には支部メンバー約10人がほ場に入り、一部の茎を刈り取って迷路を作った。
26日は菜の花が満開となり、黄色のじゅうたんが広がった。当初は地区内の保育園児を招く予定だったが、市内のコロナ発生状況を踏まえ、園児の参加は中止。青年部のメンバーら5人がささやかながらオープンセレモニーを行った。
松浦雄太支部長(33)=同市小淀川=は「コロナのせいでできることは限られている。大変な状況下でも四季は巡り、花は咲く。迷路を楽しみながら、そういう自然の大きなリズムを感じてもらえたら」と話していた。
迷路は5月9日(日)まで開設する。誰でも自由に入場できるが、駐車場は約100メートル北東側のJAのファーマーズマーケット「もんとあ~る」の駐車場を使うよう呼び掛けている。
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