竜王山などで自然環境保全学習会 山陽小野田市

山野草の説明を受ける参加者ら(竜王山で)
県ひとづくり財団主催の自然環境保全学習会は25日、山陽小野田市の竜王山などで開かれた。市内外から20人が参加して山中に自生する春の山野草などを観察しながら歩き、植物群落の現状なども学んで自然保護への意識を高めた。 参加者は3班に分かれて、自然観察指導員の柴田満幸さん、嶋田紀和さんらの説明を受けながら中腹から山頂にかけて散策。薄紫色のコバノタツナミをはじめ、ウラシマソウ、ノアザミなど見頃を迎えた花々を興味深く観察していた。 観察前には本山公民館で講義があり、柴田さんがサクラ、ヒメボタル、アサギマダラなど季節ごとに楽しめる竜王山の魅力を写真を交えながら紹介。植物群落の現状、保護活動の経緯や意義にも触れた。
関連記事
浦幌滞在の「参考書」完成 「リペリエンス」がパンフ作製
浦幌町で総合旅行業などを手掛ける「リペリエンス」(小松輝代表)は、ジャバラ折りの観光パンフレットを作製した。「かしこと浦幌町」の表題で20代女性の滞在記を中心に、写真も多用してまちの魅力を紹介し...
西郷に学ぶ島の「宝」 安田荘一郎さんが講演 奄美市生涯学習講座
奄美で暮らした西郷隆盛の生き方を、経済という側面から捉え直す講演会が25日、鹿児島県奄美市名瀬の市民交流センターであった。講師を務めた「奄美『西郷塾』」の安田荘一郎塾長(69)=同市名瀬=は「...
「蒸し暑い」 熱中症疑われる救急増加 梅雨明け「真夏日」続く
「蒸し暑い」「例年以上に(暑さを)感じる」-。鹿児島県奄美地方の梅雨明けが発表された22日以降、群島各地で最高気温30度以上の「真夏日」を観測している。これに伴い、熱中症が疑われる救急搬送が増...
奄美9海水浴場「AA」評価 県の水質調査、5段階で最高
鹿児島県は24日、今年度実施した県内26カ所の海水浴場の水質調査結果を公表した。ほぼすべての海水浴場が最高評価の「AA」だった。奄美市名瀬の大浜海浜公園など、奄美群島内の4海水浴場は12年連続...