竜王山などで自然環境保全学習会 山陽小野田市
山野草の説明を受ける参加者ら(竜王山で)
県ひとづくり財団主催の自然環境保全学習会は25日、山陽小野田市の竜王山などで開かれた。市内外から20人が参加して山中に自生する春の山野草などを観察しながら歩き、植物群落の現状なども学んで自然保護への意識を高めた。 参加者は3班に分かれて、自然観察指導員の柴田満幸さん、嶋田紀和さんらの説明を受けながら中腹から山頂にかけて散策。薄紫色のコバノタツナミをはじめ、ウラシマソウ、ノアザミなど見頃を迎えた花々を興味深く観察していた。 観察前には本山公民館で講義があり、柴田さんがサクラ、ヒメボタル、アサギマダラなど季節ごとに楽しめる竜王山の魅力を写真を交えながら紹介。植物群落の現状、保護活動の経緯や意義にも触れた。
関連記事
冬の貴婦人・タゲリ飛来 鹿児島県の喜界島に 地元住民撮影
くるりとカールした冠羽や翼の色合いの美しさから「冬の貴婦人」とも形容されるチドリ科の冬鳥タゲリが鹿児島県の喜界島に飛来し、地元住民が1日、撮影した。 「奄美の野鳥図鑑」(NPO法人奄美野...
メヒカリの魚醤を使ったポテトチップス開発中 蒲郡東部小児童らとプロジェク..
蒲郡市内の飲食店経営「笹やグループ」や市観光協会らでつくる「深海魚スナック新商品開発プロジェクトチーム」は、市立蒲郡東部小学校5年児童と一緒に市の特産品で深海魚「メヒカリ」の魚醤(ぎょしょう)を...
「白神ねぎ」6年度販売額、過去最高を更新 目標の年間20億円も視野に
JAあきた白神(本店・能代市)が首都圏市場を中心に売り込む「白神ねぎ」の今年度販売額は、11月末で18億4600万円となり過去最高を更新した。天候不順の影響が少なく、生育が比較的良好だったことに...
生息環境が一部悪化 ミヤコカナヘビの状況報告 宮古諸島希少種保全で意見交換
宮古諸島の希少種保全・外来種問題に係る複数の事業関係者による連絡会議が6日、市役所で行われた。環境省、市、県の行政機関や研究機関、民間団体の職員が参加し、それぞれの活動報告や今後の計画について意...