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医療従事者ら先行接種  奄美ワクチンセンター開設、初日は120人 奄美大島

奄美ワクチンセンター開設初日、接種状況を視察する(右から)朝山市長、竹田町長=19日、鹿児島県奄美市名瀬

 新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場「奄美ワクチンセンター」が19日、鹿児島県奄美市名瀬の奄美文化センターに開設された。優先対象となる奄美大島4市町村の医療従事者らが先行接種。初日は120人が受けたが、副反応が出た人や大きなトラブルはなかった。高齢者の予約受け付けも同日始まり、接種開始はゴールデンウイーク中の5月3日を予定している。

 接種対象は開業医、歯科医、薬剤師、消防、自衛隊、海上保安部、保健所、接種に関わる自治体職員ら。4月25日までの7日間で、約700人が1回目の接種を行う。

 19日は午前9時開場。来場者は文化センターホワイエに設営された各ブースを順に回り、医師の問診やワクチン接種を受けた。日ごろから医療に関わっているだけに慣れた様子で、会場は大きな混乱もなくスムーズに進んだ。

 奄美市健康増進課によると、予定通り120人全員が来場した。仮にキャンセルなどでワクチンが余った場合は、会場で業務に当たる看護師らに順次接種する態勢を整えているという。

 接種を終えた同市の公務員女性(54)は「来るまでは緊張もあったが、予防接種と同じ印象。仕事でいろいろな人と接する機会が多いだけに相手の安心材料になるのでは。個人的にも高齢の親と会えるようになるので良かった」と話した。

 2回目の接種は5月10日から。並行して3日からは、奄美市と龍郷町の高齢者向け接種が始まる。

 19日、会場を視察した朝山毅市長は「ゴールデンウイークが始まると往来も増える。奄美大島が安全安心な島だと思ってもらうためにもワクチン接種が大変重要」と語った。竹田泰典龍郷町長は「まずは医療従事者が安心して仕事ができるよう、接種を進めていってもらえたら」と話した。

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