江汐公園つつじまつり楽しむ

コバノミツバツツジを横目に散策するツアー参加者(江汐公園で)
第52回江汐公園つつじまつりは18日、山陽小野田市の同公園で開かれ、自然散策ツアーやスタンプラリーなどを通じて参加者が自然を満喫した。同実行委員会(岡本志俊会長)主催。 管理棟前で行われた式典では、岡本会長が「〝森と湖とロマン〟をキャッチフレーズにした江汐公園だが、森と湖の素晴らしさは見ての通り。若いカップルら多くの人が集うロマンあふれる公園にしていこう」と呼び掛け、公園の一層の魅力アップにと江汐公園振興会が市にツツジの苗木30本を寄贈した。 来賓を代表して藤田剛二市長が「つつじまつりは半世紀を超える歴史を持つ市を代表する祭り。春を満喫する素晴らしい一日となるのを願う」とお祝いの言葉を述べた。 約30人が参加した自然散策ツアーでは、笹尾克之自然観察指導員が管理棟近くの〝つつじ山〟と呼ばれる最も早い時期に整備された公園エリアを案内。薄紫色の花がかわいいコバノミツバツツジや花が大ぶりのヒラドツツジ、キリシマツツジなどさまざまな種類のツツジを紹介した。 同公園は自生、植えられたものを含め約600種もの植物群を誇り、参加者はツツジのほか青葉が目にまぶしいイロハモミジ、クマザサ、クロガネモチ、ヤマモモ、ハナズオウなどの特徴も学んだ。 友人と参加した会社員大谷幸代さん(須恵)は「コロナで自粛を強いられているが気分転換にと参加した。豊かな自然に感動したので、また屋外散策を楽しみたい」と満足していた。 17、18日の2日間、管理棟では山陽山草会の山野草展も開かれ、大勢の人が趣のある山野草を品定めし買い求めていた。
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