タケノコの集荷ピーク

タケノコをサイズごとに分ける職員(JA県農産物加工所で)
宇部市東吉部のJA山口県農産物加工所で、旬の味覚タケノコの集荷が最盛期を迎えている。今年は不作とされる裏年だが、同加工所には連日、生産者が収穫したばかりのタケノコを大量に持ち込み、JAの職員たちが計量やサイズごとの仕分けに追われている。
昨年までは同加工所で水煮に加工していたが、老朽化により設備が使えなくなったため、JAが山口市と周防大島町にある農林水産物加工業者に出荷している。
今年は5日に集荷が始まり、15日までに約12㌧が持ち込まれた。今月末までに20㌧の集荷を見込む。多い日は、1日に20人の生産者から持ち込みがあるという。
職員たちは持ち込まれたタケノコを長さや太さごとに大、中、小に分別。小ぶりなものは西平原4丁目の市中央卸売市場に出荷する。
JA山口県宇部統括本部指導販売課の田村秀人係長は「昨夏の塩害などもあり、集荷量の低下が危ぶまれたが、春先の天候に恵まれた。少しでも高く売れ、生産者の収入確保につながれば」と話した。
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