
2016年から豊橋市と観光交流を続けている台湾台南市で、両市市民の相互理解を深めようと、「豊橋市観光展」が開かれている。7月3日まで。
両市は16年から交流をはじめ、18年には両市長の会談も実現している。新型コロナウイルス過で行き来ができない中、互いの市について理解を深めようと、伝統工芸品などの相互展示を企画した。コロナ終息後の観光客誘客なども目的としている。

第1弾として、台南市の図書館で昨年12月から今年1月末まで「豊橋市観光展」を実施した。第2弾は今年2月、豊橋市中央図書館を会場に「台湾台南観光展」を開き、日本語版のパンフレットやガイドブック、扇子や風呂敷、ポストカードなどを並べた。
第3弾の今回は、台日文化友好交流基金會及び和茶寮が会場。本物の手筒花火や刺し子半纏(はんてん)、豊橋筆などを並べ、台南市民から好評を博している。

会場では、半纏と手筒花火を使って写真撮影ができるフォトスポットを設けたほか、手筒花火のVR体験、豊橋筆の体験、ミニ筆ストラップづくり体験のコーナーも設置している。豊橋市では「花火(豊橋の手筒花火、台南の塩水ロケット花火祭り)と花(胡蝶蘭)という、両市共通の観光資源を通じた交流を今後も進めていきたい」としている。
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