
2年ぶりに開催された石垣島トライアスロン大会でスイムに挑む出場者たち=11日午前、南ぬ浜町人工ビーチ
トライアスロンシーズンの幕開けを告げる石垣島トライアスロン大会2021・第7回八重山郡トライアスロン大会(同実行委員会主催・石垣市共催)が11日、南ぬ浜町人工ビーチで行われ、スイム1・5㌔、バイク40㌔、ラン10㌔の計51・5㌔で競った結果、男子は久保埜一輝(30)=東京都=が2時間9分2秒、女子は川﨑由理奈(34)=埼玉県=が2時間17分0秒で頂点。ともに石垣島大会初出場で初優勝を飾った。
昨年の中止から2年ぶりの開催。大会には郡内外から814人が出場し、742人が完走した。完走率は91・1%だった。
レース男子はスイムで2位につけていた久保埜がバイクで一気に飛び出し、快走。最後までリードを守り切って大会王者に輝いた。女子は得意のスイムから流れに乗った川﨑が太田麻衣子=千葉県=とのトップ争いを制して優勝。女王の栄冠を手にした。
八重山からは75人が出場し、男子は梅田裕也(小浜)が2時間25分10秒、女子は江村彩(石垣)が3時間7分22秒でそれぞれ地元1位を飾った。
石垣島地方気象台によると同日は終日晴れ、最高気温は午後2時ごろ28度まで上昇。選手たちは暑さに負けず汗を流しながら懸命にコースを駆け抜けた。
また、今大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響でセレモニーや表彰式を中止にするなど新たな様式で開催。市内の沿道では感染対策を講じながらエールを送る市民の姿も見られた。2年ぶりに開催された大会で島は静かに沸いた。
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