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フィリップ英殿下死去 エリザベス女王の夫、99歳 元WWF総裁 92年に白保サンゴ視察

白保のサンゴ礁を視察するフィリップ殿下(左から2人目)=1992年3月3日

 【ロンドン時事】英王室は9日、エリザベス女王(94)の夫フィリップ殿下が同日、ロンドン郊外のウィンザー城内で死去したと発表した。99歳だった。結婚後73年4カ月間にわたり、公私両面で妻を支え続けた。

 1921年、ギリシャのケルキラ(コルフ)島で、ギリシャのアンドレアス王子とアリス妃の間に生まれた。ビクトリア英女王(在位1837~1901年)の玄孫に当たる。

 52年2月、エリザベス女王が即位し、以来「君主の夫」として妻に寄り添いながら、世界自然保護基金(WWF)総裁など精力的に公務をこなし、92年3月には新石垣空港建設に揺れる石垣島に来島し、世界的に注目を浴びる白保のサンゴ群を視察。「サンゴの命を守ってほしい」と訴えた。

 2017年、96歳で公務から引退。今年2月に体調不良で入院し、3月半ばに退院した後、静養していた。

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