森の闇に幻想的な光 シイノトモシビダケ、6月ごろまで出現 奄美自然観察の森
緑色の光を放つシイノトモシビダケ=4日、鹿児島県龍郷町
スダジイなどが茂る鹿児島県龍郷町(奄美大島)の奄美自然観察の森で、光るキノコの一種「シイノトモシビダケ」が姿を見せ始めた。森の闇にほのかな緑色の光を放ち、幻想的な世界が広がっている。同地では6月ごろまで観察できる。
シイノトモシビダケは朽ちたシイの木の根元や幹などに生え、柄の長さは約2~3センチ、釣り鐘状のかさも2センチほどしか成長しない。夜になると、かさと柄の全体が発光する。
今年は3月下旬ごろの雨と気温の上昇で、例年より約半月早い今月1日に初めて確認。自然観察指導員の川畑力さん(41)は「環境に負担を掛けないよう、注意して観察してほしい」と話している。
関連記事
コスプレフェスタ開幕 キャラに成り切り撮影や交流 苫小牧
漫画やゲームのキャラクターに成り切ったコスプレイヤーが苫小牧市内に集まるイベント「とまこまいコスプレフェスタ」(実行委員会主催)が2日、開幕した。3日まで2日間にわたり、市内18カ所を撮影会場とし...
「見たい、知りたい」科学の楽しさ伝える 鶴岡サイエンスパークまつり 体験・..
「鶴岡サイエンスパークまつり」が2日、鶴岡市覚岸寺の鶴岡メタボロームキャンパスを主会場に行われた。バイオサイエンスが学べる体験コーナーが設けられ、子どもたちに「科学の楽しさ」を伝えた。 「見た...
生徒が活躍できる高校を 厚狭明進高開校へ準備室の設置式【山陽小野田】
厚狭高と田部高(下関市)を再編統合する厚狭明進高の開校に向けた準備室の設置式が1日、厚狭高で開かれた。今後、両校の教職員が一丸となり、それぞれの特色を生かした教育方針などを定めていく。 ...
150人 大災害備え訓練 道の駅にヘリ、搬送も 音更
音更町の今年度防災訓練が10月31日、道の駅おとふけで行われた。町のほか、国や道などの関係機関、道の駅に出店している飲食店従業員など、過去最大規模の約150人が参加。巨大地震を想定し、関係機関の...