全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

ポニー牧場で野外保育 認可外施設きょう開園 長野県茅野市

ポニーなどを飼育する蓼科ポニー牧場を生かした野外保育に取り組む「牧場ようちえん」を開設する上村礼奈さん(右)

 茅野市豊平の蓼科ポニー牧場のフィールドを園舎として活用する認可外保育施設「牧場ようちえん『ぽっこ』」が、7日に開園する。地域で野外保育に取り組む保育士らでつくる団体「ぽこぁ ぽっこ」(上村礼奈代表)が同牧場の協力を受けて運営。蓼科の自然や飼育するポニーに親しみながら、豊かな感性や思いやりを育む保育に取り組む。富士見町や原村、山梨県の3~5歳児の合わせて7人が通園する予定だ。

 八ケ岳山麓でポニーなど馬約30頭を飼育し、公益財団法人「ハーモニィセンター」(東京都)が社会教育施設として運営する牧場。同団体ではその魅力を活用して、昨年6月からポニーとの触れ合いや野外遊びを親子に楽しんでもらう月2回の「牧場ようちえん」などを実施してきた。そうした体験活動を日常的にできる保育施設があれば-との保護者からの後押しも受けて、週5日通園する認可外保育施設の開設にこぎ着けた。

 園の特色となるポニーとの触れ合い。日常的に園児が餌やりや、ブラシがけ、小屋の掃除などを手伝い、週1日設ける「ポニーの日」では乗馬にも取り組む。さらに、周辺の森に繰り出しての遊びにも力を入れ、自然の中で広げたキャンバスに自由に絵を描く「自由画」で、豊かな感性や発想力を育むという。

 「世話をすると、その気持ちを馬がきちんと受け止めてくれる。それが子どもたちの自信につながる」と代表の上村さん(45)=同市ちの=。市内に4年半前に移住する以前から、出身地の静岡県内にある牧場で幼児や障がい者対象の野外体験活動を支援してきた経験から得た動物と触れ合う保育の魅力を語る。

 団体の保育士ら5人と、牧場スタッフが保育に関わっていく。普段から不登校児などさまざま子どもたちを受け入れている同牧場で、場長代行を務める濱島彬祥さんも「馬への愛着心が必ず湧いてくる。その優しさを将来、周りの人に振りまけるように育ってほしい」と期待している。

 県による「信州やまほいく(信州型自然保育)」の認定も目指す。定員には若干空きがあり、園児を募集している。問い合わせは上村さん(電話090・3442・0178)へ。

関連記事

紀伊民報社

手作り防災マップ制作 白浜第一小五年生

 和歌山県白浜町の白浜第一小学校5年生22人は、学校周辺や通学路を歩き、危険な箇所や安全な場所をまとめた防災デジタルマップを作った。  楽しみながら子どもの防災・防犯の安全意識向上につなげよう...

苫小牧総経高 生徒開発パンなど3品試食 商品化目指す

苫小牧総合経済高校流通経済科の3年生33人が開発を進める新商品12品のうち3品を、菓子・パン製造販売三星(苫小牧市糸井)が試作し11日、同校で試食会を開いた。生徒から改良点などの意見を聞き、11月...

荘内日報社

被爆体験者鶴岡市・洋画家 三浦さん「こんなうれしいことない」 被団協 ノーベ..

 ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、日本全国の被爆者でつくる「日本原水爆被害者団体協議会」(被団協、東京)の2024年ノーベル平和賞受賞を発表した。被爆者の証言を世界に訴え、核兵器のない世界の実現に...

宇部日報社

1日署長にアルパカのソニア 園児らと詐欺被害防止など呼び掛け【宇部】

 全国地域安全運動(11~20日)に合わせ、宇部警察署(大浴信正署長)は12日、ときわ動物園(多々良成紀園長)で飼育するアルパカの雌ソニア(7歳)を一日署長に任命した。委嘱状交付式には近くの大...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク