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新しい働き方の拠点整備へ 上士幌に企業滞在型交流施設

 上士幌町は、テレワークやワーケーションなど新しい働き方の拠点となる企業滞在型交流施設を、道の駅かみしほろ北西側の町有地(上士幌東3線)に整備する。町外企業の社員らが宿泊・滞在するスペースと、町民や地元事業者が交流、イベントに活用するスペースを設ける。既存の「かみしほろシェアオフィス」と連携し、関係人口の誘致を促進する。

企業滞在型交流施設の建設予定地。写真奥は道の駅かみしほろ

 敷地面積は約1300平方メートル。施設は2棟で構成し、1棟当たり約120平方メートル。客室の他、キッチン、リビング、入浴設備など一定期間生活できる滞在者専用スペースと、キッチンや屋内イベントが行える交流スペース、屋外にも交流スペースを設ける。

 デザイン・建設から施設運営までを事業者グループが担う「公設民営」方式。事業者はプロポーザル(企画提案)方式で選定する。

 全体の建設費用(備品などは除く)は、事業者グループの企画内容によって変わり最大で約1億1330万円。半額を国の地方創生拠点整備交付金、残り半額は国が100%地方交付税措置する一般補助施設整備等事業債を充当する。

 主に首都圏企業の利用を想定、社員が施設に滞在し、町内のシェアオフィスで仕事をする。販路拡大や新製品の開発などで町民、町内事業者、生産者らの課題解決を図り、イベント開催などで情報発信する。

 事業者の募集は既に締め切り、事業者選定ヒアリングを23日午後1時半から町山村開発センターで開く(町民の傍聴可)。今月中に事業者を選定し秋に着工、来年度からの運用を予定。

 竹中貢町長は「コロナ禍で働き方が変化し地方の役割が重要になっている。企業に上士幌の資源を知ってもらい、関係を深め、町の活性化につなげたい」と話している。

 事業者選定ヒアリングの問い合わせは、町企画財政課ICT推進室(01564・7・7230)へ。

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