全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

長野県諏訪市の千鹿頭神社で例大祭 小学生が浦安の舞

浦安の舞を優雅に演じる地元の小学6年生4人=3日、夜

 諏訪市有賀区の千鹿頭神社で3、4日、例大祭があった。新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催。恒例の長持ちや笠踊り、木やりの披露を取りやめた一方、地元小学生による浦安の舞は実施。「伝統を絶やしたくない」という地元住民の熱意を発端に新小学5、6年生8人が優雅に舞い、地域の安寧を祈願した。

 浦安の舞は皇紀2600年奉祝会に合わせて1940年に作られ、全国各地で踊られている。同神社では戦後すぐに途絶えたが、1986年に復活。現在も毎年奉納しており、市内では珍しいという。例年、地元の新小学5、6年生が舞の練習に臨むが、昨年は例大祭をはじめ練習も中止。同神社宮司や小泉秀行区長(69)=北有賀=らは伝統の継承を危惧していたという。

 例大祭ではいつも新6年生だけが披露するが、今年は特別に新5年生も参加。学年ごとに4人ずつ舞台に立った。新6年生の4人にとっては3日の宵祭りが初のお披露目。昨年2月に練習を始めた後、コロナ禍で休止となり、今年2月に練習を再開していた。衣装をまとった4人は鈴の音を鳴らしたり扇をゆるやかに動かしたりして舞を演じ切った。

 指導役の小泉さんは「守るべき有賀の伝統をなんとか引き継げて良かった」と笑顔。同神社氏子総代会の小泉弘幸会長(60)=北有賀=は「子どもが地元に愛着を持つきっかけになると思う」とほっとした様子だった。

関連記事

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

清見100%のロゼ 今年も 淡いピンクに磨き めむろワイナリー

 芽室町内のワイン醸造所「めむろワイナリー」(町中美生、尾藤光一代表)の、2023年ビンテージ「たのしむ 清見ロゼ」(1本750ミリリットル、4950円)が完成した。5月1日から販売を開始する。 ...

長野日報社

メルヘン街道、冬期通行止め解除 長野県

 長野県茅野市、佐久穂町境の国道299号(メルヘン街道)麦草峠(標高2127メートル)の冬期通行止め区間(138キロ)が18日、規制解除となり、小海町を含めた沿線3市町の関係者ら約150人が集まって...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク