マイナンバーカードの土曜交付も行われる市防災庁舎２階

釧路市は、マイナンバーカードの交付が増加しているため、２４日から毎週土曜交付を市役所防災庁舎２階の戸籍住民課で始める。午前１０時から午後４時まで。国のマイナポイント事業のポイント付与を求めて市民の交付申請が一挙に増え、２月末現在の交付枚数は人口比（毎月の住民基本台帳）２６・３％の４万３６０８枚に達している。

　市は防災庁舎、阿寒・音別町行政センター、阿寒湖温泉支所で行ってきたマイナンバーカードの申請サポートを、前年度の取り組みとして３月２６日で終了したが、今年度も４月２６日から再開する。国がマイナポイント事業の展開で当初、ポイント付与の対象を３月末までにマイナンバーカードの申請を終えた人を対象にしていたのを踏まえたスケジュールだった。しかし、国は急きょ４月末までの延長を決めたため、市は対応できず、４月は下旬の遅い再開となっている。

　一方、マイナンバーカードの申請による交付は昨年、多くて一カ月２０００枚程度だったのが「２、３月は約７０００枚にまで増えている」（戸籍住民課）。このため、市は２４日からの土曜交付を決めた。また、昨年４月から市防災庁舎、各行政センターに開設された「マイナポイント予約・申込支援窓口」は引き続き設置され、支援を続けている。