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聴覚障害者のために「薬の絵カード」

豊橋手話ネットワークが作製

 豊橋手話通訳学習者の会や豊橋市聴覚障害者協会など5団体で作る「豊橋手話ネットワーク」は、聴覚障害者の防災対策の一環とし、市薬剤師会の協力でコミュニケーション支援ツール「薬に関する絵カード」を作製した。

 豊橋手話通訳学習者の会は、手話を通して聴覚障害者の社会参加促進を支援、防災や手話言語普及に向け活動を展開。手話ネットワークは、聴覚障害者や手話関係団体が一丸となり聴覚障害者の福祉向上に取り組み、活動が総務省消防庁主催「第25回防災まちづくり大賞」で最高位「総務大臣賞」にも輝いた。

 これまでに聴覚障害者と地域住民らとの情報伝達支援ツール「避難所でのお知らせ絵カード」を作り、市内避難所の備品リストにも加えられたほか、県内外の自治体へデータへも提供。活動の一環として応急救護所の運営訓練に参加した際、薬剤師会との情報交換の中で「薬に関する意思疎通が大変」との話題になり、薬に特化した絵カードを作ることにした。

 応急救護所では病気やけが、薬に関するやりとりが行われるが、医学的な内容で専門用語も多く、正しく情報が伝わらないことがある。ネットワーク防災対策委員会メンバーらが薬剤師会と会合を重ね、薬の形状や効能、飲む時間や回数、生活習慣、避難所に薬を持参したか、アレルギーはあるか、ジェネリック医薬品でよいかなど多岐にわたる質問、痛い場所などを指し示す体の絵、薬を飲む時間が示せる時計の絵など、27項目をのせたカードを完成させた。

 病院や薬局でも使える内容で、大小2種を作製。手帳サイズに折りたたんだ小さなものは1000部作って、4月にはろう者に配布し携帯してもらう。大判は一部の薬局で役立ててもらうほか、豊橋市防災危機管理課や福祉政策課、保健所、消防本部などにも寄贈した。

 「皆で意見を出し合い、良いものができたと思っている」と同ネットワークの淺倉基雄防災対策委員長。「今後も適宜勉強会を開き、必要に応じてカードの内容を更新したい」と防災対策副委員長で豊橋手話通訳学習者の会会長の平松靖一郎さんは話す。「避難所でのお知らせ絵カード」同様、外国人向けにも活用できるよう多言語化したいという。

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