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紀伊民報社

連携でジオパーク活動推進 和歌山県、協議会、和大が協定

南紀熊野ジオパークの活動推進についての連携協定に署名する和歌山大学の伊東千尋学長(右)と仁坂吉伸知事(左)=30日、県庁で

 和歌山県、南紀熊野ジオパーク推進協議会と和歌山大学は30日、ジオパーク活動の推進について、相互連携協定を結んだ。教育、研究、地域振興の分野で、連携して取り組み、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」の認定も目指していく。

 南紀熊野ジオパークは、プレートの沈み込みによってできた三つの大地が特徴で、そこから生まれた景観や生物、歴史、文化などを体感できる場所。すさみ町のフェニックス褶曲(しゅうきょく)や串本町の橋杭岩、古座川町の滝の拝などを含む、上富田町以南の県内9市町村と奈良県十津川村の一部をエリアとする。2014年8月に「日本ジオパーク」に日本ジオパーク委員会から承認され、19年には串本町潮岬に「南紀熊野ジオパークセンター」を開設している。
 今回の3者協定により、大学教員とジオパークセンター研究員との共同研究▽新たな教材の共同開発など、広くジオパークへの関心を高めてもらう活動▽大学の教員や学生、推進協議会で商品を共同開発▽地域でジオパーク活動する人材の育成―などに取り組む。  調印式は県庁であり、南紀熊野ジオパーク推進協議会会長を務める仁坂吉伸知事と、伊東千尋学長が、協定書に署名した。
 仁坂知事は「できるだけ早く世界ジオパークになるといいなと思っている。和歌山大学が全面的に協力すると言っていただいた。学生らがジオパークに親しんでもらえば、厚みが出てくる。大いに期待している」と発言。伊東学長は「ジオパークの景観は、紀伊半島の成り立ちを語る自然のモニュメントであり、造形に圧倒される。和歌山が誇る自然遺産を活用したジオツアーや商品開発、人材育成に積極的に取り組んでいきたい」と話した。

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