精巧な紙の動物60点 4月7日までモンスタで安藤さん作品展【宇部】

個性豊かな動物と安藤さん(体験学習館モンスタで)
大阪府堺市のグラフィックデザイナー・安藤譲治さん(71)による作品展「一枚の紙から生まれる動物達」が、宇部市のときわ動物園体験学習館モンスタで開かれている。精巧なデザインの動物約60点が、来館者を引き付けている。4月7日まで。 1982年、デンマークのショーウインドーで目にしたペーパーグッズの斬新な発想にインスピレーションを受け「既成概念にとらわれず自由に製作してみたい」と、動物をテーマにした創作活動を始めた。 一枚の切り抜いた型紙を、折る、畳む、曲げる、引っ掛ける│と、さまざまな工程を経て、接着剤を使わず立体的に仕上げるのが特徴。動物の色や表情のイメージを各自で膨らませてほしいとの思いから、真っ白なカード紙を選んでいる。 群れになったフラミンゴ、天井からワイヤでつるされたトビ、ゴリラの親子など種類も多彩。ライオンは見る人を威嚇するようなポーズが見どころ。 安藤さんは「黒い壁紙に作品を貼り付け、黒白のコントラストを楽しんでもらえるよう工夫している。紙の動物園でのんびり過ごしてもらえれば」と来館を呼び掛けている。 時間は午前9時半~午後5時。
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