十勝川温泉ワインの製造に携わった音更・池田両町の関係者ら。前列右から2人目がラベルを担当した漫画家の横山さん
音更町・池田町広域連携観光推進協議会(会長・傳法伸也音更町経済部長)が製造を進めてきた「十勝川温泉ワイン」の完成報告・お披露目会が23日、音更町内の十勝川温泉第一ホテルで開かれた。
「山幸」を原料に使用。十勝川温泉観光ガイドセンター横に約30本の苗木を植え、昨年9月に収穫、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所でボトル25本分を製造した。現在は道立十勝エコロジーパーク付近で増産中で、植樹本数は約350本。
ボトルのラベルは音更町在住の漫画家横山裕二さんが担当。豊作の秋を背景に、モール温泉やブドウを描いた。
お披露目会には約30人が出席。ブドウ栽培やワイン製造に当たった関係者からは「早熟ながら糖度が20度近くあり、池田産のブドウで造ったワインと遜色ない」などと評価する声も。横山さんは「『モ~るちゃん』の絵が没になったことが残念」と裏話を交え、自身のイラストがラベルに採用された喜びを語った。
新型コロナウイルスを考慮して試飲はせず、グラスを回しながら色や香りを確かめた。
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