レトロ旅行服を展示 山口市

レトロ旅行服を見る来場者(新山口駅観光交流センターで)
大正から昭和の高度経済成長期にかけての代表的な旅のスタイルを紹介する「旅への誘い、レトロ旅行服展」が、JR新山口駅北口の同駅観光交流センターで開かれている。4月11日まで。
山口線の新山口―津和野間を走るJR西日本の観光列車DL「やまぐち」号が20日からシーズン運転するのに併せ「レトロな客車とレトロな服を楽しんでもらえれば」と、県立大生が当時の雑誌などから時代別の子ども服や婦人服を再現した。
会場には、汽車旅行でのちりやほこり、ばい煙が目立たない頑丈な素材で作った女の子のよそ行き、女性のギャザーブラウスとスカート、旅行とハイキングを楽しんだ昭和初期の女性のツーピースなどが並ぶ。
化学繊維が取り入れられ、洋服の色合いが豊かになった1960年代のセットアップは、当時の流行色シャーベットトーンにした。
今よりも旅行がぜいたくだった頃、当時の人たちが旅支度のために特別に服を仕立てていたことが分かる。来場記念品としてSL「やまぐち」号のオリジナルクリアファイルとシールをプレゼントしている。
この他、同大では、学生による「SLアテンダント」がレトロ旅行服を着用して、運行初日と28日、4月4、10日に乗車し、記念乗車証の配布や記念撮影の手伝いなどのおもてなしを予定。
JRの列車長と共同作成し、車窓お薦めスポットや車内のこだわりポイント、目的地の島根県津和野の観光地などを紹介したリーフレットも車内限定で配布する。
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