イワサキクサゼミ鳴く 八重山に初夏の訪れ告げる
葉の上で小さな体をふるわせ「ジー、ジー」と鳴くイワサキクサゼミ=17日午前、石垣市大浜
イワサキクサゼミが石垣島の各地で鳴き声を響かせている。石垣島気象台によるとイワサキクサゼミの初鳴の観測は平年3月31日。例年より2週間ほど早く初夏の訪れを告げている。
イワサキクサゼミは国内最小のセミで体長は14㍉前後。翅脈は緑、黄緑色をしている。沖縄本島や先島諸島、台湾などに分布し、ススキやチガヤ、サトウキビなどイネ科植物の葉の汁を吸う。
17日午前、石垣市大浜の草むらで葉の上にとまり、「ジー、ジー」と鳴き声を上げる姿がみられた。
同気象台によると同日の天気は曇り。最高気温は竹富町波照間島で28・2度と今年最高を記録。5月上旬並みの初夏を感じさせる暑さとなった。
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