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宇部日報社

県酒造組合が大学卒業生に地酒

卒業祝いの地酒を前に笑顔を見せる酒造組合、山口大関係者(山口大で)

 県酒造組合(山縣俊郎会長)はコロナ禍の緊急企画として、今月中に県内八つの大学を卒業・修了する学生に祝いの地酒を贈る。感染症の影響で困難な学生生活を過ごし、社会が大きく変化する中で新たなステージに立つ若者へのエールを込める。

 卒業旅行や謝恩会など、晴れの日を家族や友人と喜び合う行事が自粛や分散となる中、ささやかなはなむけになればと組合加盟の20蔵から酒を提供することした。300ミリリットル入りを約4000本用意している。

5日には山口大で受贈式があり、同大の卒業・修了見込み2500人に対する目録を届けた山縣会長は「若い力が山口、日本、世界で新しい時代を創造されることを期待している。若き酒造家の思いが込められた酒をそれぞれの地で味わい、母校や山口を思い出して。日本酒はコミュニケーションツール。今は難しいかもしれないが、酒を介して多くの人と交わってほしい」と語った。

受け取った岡正朗学長も「学生たちにとって、今回の寄贈はとても印象深いと思う。20銘柄あるので学部、研究科を通じて一人一人に届けたい」と謝辞を述べた。

 同組合は各大学にも順次届ける。山縣会長のメッセージ、やまぐちの地酒のパンフレット、日本酒ブックも添える。

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