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紀伊民報社

上富田町が模擬訓練 新型コロナワクチン接種に向け

職員らが参加して実施したワクチン接種の模擬訓練(3日、和歌山県上富田町朝来で)

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に向け、和歌山県の上富田町は3日、本番を想定した模擬訓練を同町朝来の上富田文化会館で実施した。「見えてきた課題を改善し、本番に備えたい」という。
 ワクチン接種は、今月中旬から医療従事者を対象に始まり、続く65歳以上の高齢者は4月中に始まることが見込まれている。その後、基礎疾患のある人、一般住民が続く。
 医療従事者以外の接種は各市町村が受け持つ。基本的に16歳以上のすべての住民が対象。本番で接種が円滑にでき、会場が感染の場所とならないようにするため訓練をした。
 訓練のスタッフとして保健センターをはじめ、各課で選ばれた計20人が参加。接種を受ける住民役は職員と町議計40人が務めた。田辺市消防本部上富田分署からも5人が参加した。
 各スタッフは、受付で本人確認し、6カ所に分かれた問診コーナーでは検温のほか、病気やアレルギーの有無などを記入する予診票を確認。診察し、接種の承諾を得た後、2カ所に設けたコーナーでワクチン接種をする訓練をした。
 健康観察コーナーも設け、消防署員が体調が悪くなった人の対応訓練をした。
 住民役の職員らは、全体の流れがスムーズだったかどうかや感染予防対策が適切だったかどうかを聞くアンケートに答えた。
 住民生活課の坂本厳課長は「本番と同じようにやってみると、問題がいくつか見えてきた。アンケートを参考にし、町内の医師に指導や協力をしてもらい、住民に安全で安心してもらえるよう十分に準備を整えたい」と話した。
 ワクチン接種は現状では集団で実施するが、今後のワクチンの状況によっては個別接種も検討する。いずれも2回の接種が基本。住民の負担はなく、接種のためのクーポンは事前に郵送する。

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