小野小児童、市長が紙すき体験 市制100周年の表彰状製作始まる【宇部】
紙すき体験に臨む子どもたちと篠﨑市長(旧小野中で)
11月1日に市制100周年を迎える宇部市。記念式典で市勢の発展に功績があった人に贈る表彰状の製作が2月27日、旧小野中で始まった。同地区観光推進協議会文化伝承部会(末田昭男部会長)の会員6人が4月末まで心を込めて作業。初日は小野小の児童10人と篠﨑圭二市長が訪れ、紙すき体験をした。 表彰は5年に1度、功労者・団体に贈られるもので、特別、自治、一般功労に分かれている。 末田部会長らから枷(かせ)と呼ばれる木枠の持ち方や手首の動かし方を教わった参加者は、コウゾを加工した紙素と、トロロアオイの粘液が混ざった水に枷をくぐらせ、均一の厚さになるよう縦横に揺らした。子どもたちが作った和紙は、はがきサイズのため、乾燥させて持ち帰った。 これまで、同地区で作られた和紙を使った表彰状は、2018年にノーベル医学生理学賞を受け、翌19年に宇部市民栄誉賞第1号に選ばれた京都大高等研究所副院長の本庶佑(ほんじょ・たすく)さんに贈られている。
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