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荘内日報社

鶴岡市ふるさと納税返礼品に 県産蓄養マフグPR 3月限定 刺し身、空揚げセット

 ふるさと納税返礼品の拡充に取り組む鶴岡市は、3月1―31日までの期間限定で返礼品に県産蓄養マフグの刺し身と空揚げを新たに加え、蓄養の普及とPRを図る。

 県は底引き網漁業の禁漁期やしけの多い冬期間の漁獲物の安定供給を課題に、昨年から「蓄養モデル実証事業」に取り組んでいる。使用されていなかった同市三瀬にある県栽培漁業センターの屋外水槽に着目し、地元漁師が水揚げしてきたフグを水槽で一時的に管理。しけなどで出漁できない日でも安定した供給ができる体制づくりを試験的に実施している。

 これまで料理人などの注文に合わせて随時出荷しており、県によれば15日時点でおよそ200尾のマフグを蓄養している。

 返礼品は同市の加茂水族館内に併設する魚匠ダイニング沖海月と、旅館仁三郎が提供する。マイナス20度で急速冷凍することで鮮度を封じ込めた刺し身セット2種と、甘口のしょうゆで味付けした空揚げセット2種を用意した。刺し身は常温で10分ほどで自然解凍でき、空揚げは冷凍のまま油で揚げることができる。いずれも寄付額は1万2000円からとなっている。

3月1日から新たに加わる、鶴岡市のふるさと納税返礼品の「蓄養フグ」の刺し身

 22日には沖海月でお披露目会が行われ、同館の奥泉和也館長をはじめ市や県、地元漁師などが出席。実際に包装された状態から取り出して自然解凍し、実食した。同事業を活用している同市小波渡の漁師、鈴木重作さん(67)は「捕ってから処理し、調理するまでの連携がないと、提供は実現できない。互いに価値を高め合って連携すれば、まだまだ庄内に眠る産物を見つけることができると思う。今後は足元である地元にPRし、フグ文化を根付かせていきたい」と力を込めた。

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