川平小児童が田植え体験 「収穫が楽しみ」
収穫を楽しみにしながら行った川平小学校の田植え体験=22日午後、市内川平の田んぼ
川平小学校の全校児童38人は22日、石垣市川平の水田で田植え体験を行った。児童らは田んぼの持ち主の大濵永太郎さんの説明を受けた後、はだしで水の張られた田んぼに入り、もち米の苗を植え付けた。
三つのグループに分かれた児童らは田んぼに横一列に並び、腰をかがめながら約20㌢間隔で苗が抜けないようにしっかりと植え付けた。
今後は草取りなどの肥培管理をしながら6月中旬ごろの収穫を目指す。収穫後は、昔ながらの足踏み式脱穀機やざるを使った手作業での選別作業を経た後、乾燥、精米し最終的には200㌔を地域で販売する。収益は児童らの活動費に充てられる。
児童らは、田んぼに入るとどろに足を取られながら「冷たい」などと歓声を上げ、楽しそうに田植え作業を体験した。
仲本あいさん(3年)は「とても苦労して植え付けたので収穫が楽しみ。おもちやせんべいにして食べたい」、薄井杏さん(同)は「もち米を地域の人たちに食べてもらいみんなが笑顔になってほしい」とそれぞれ話した。
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