ショパン国際ピアノコンクールアジア大会小学部門 中村君(明野小2年)と長松君(北星小5年)が奨励賞
「第22回ショパン国際ピアノコンクールinASIA」(組織委員会主催)のアジア大会で、苫小牧明野小2年の中村斗哉君(8)と北星小5年の長松海世君(11)が、それぞれ出場部門の奨励賞を受賞した。2人は賞状とメダルを手に喜びを語り、さらなる表現力の向上に意欲を見せた。

奨励賞を受賞した中村君(右)と長松君
同コンクールは優れた演奏家の発掘・育成を目的に地区大会、全国大会、アジア大会の順で毎年開催されている。今回は2020年10月5日から21年1月5日までの間、新型コロナウイルス感染拡大防止のため会場を設けず、参加者が自ら撮影した動画を、動画投稿サイト「ユーチューブ」上に投稿するオンライン形式で行われた。
中村君は12月中旬の全国大会で銅賞を受賞し、アジア大会の出場権を獲得。シマノフスカの「コントルダンス」を演奏し、72人が参加した小学1、2年生部門で奨励賞に輝いた。「観客がいなかったからリラックスでき、ダンスをしているような気持ちで弾いた」と振り返り「もっとうまく弾けるよう、これからも練習を頑張りたい」と笑顔を見せた。
ピアノ歴約4年の長松君も全国大会で銅賞、81人が参加したアジア大会小学5、6年生部門で奨励賞を受賞した。ショパンの「幻想即興曲」を選び、「弾き方のタッチなど難しいところがたくさんある曲。風の音や風景をイメージして演奏した」と話す。納得できる演奏ができず悔しい気持ちだといい、「たくさん勉強して、もっといろいろな音色を出せるようになりたい」と成長を誓った。
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