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紀伊民報社

中学生が特産品弁当開発 朝市で販売へ

地場産品を盛り込んだ弁当をアピールする新庄中の生徒(和歌山県田辺市新庄町で)

 和歌山県田辺市の新庄中学校2年生(37人)が、地元の事業者と協力して、梅干しやイサキ、熊野牛、ハッサクなど地場産品を盛り込んだ弁当3種類を開発した。21日に市内である朝市「弁慶市」で販売する。

 弁当販売は、新型コロナウイルス禍で中止になった職場体験に代わる職業教育として企画した。地元の事業者を講師に、地域産品や商品開発、広報、販売時の接遇などを学習。弁慶市では来場者の好みなどを聞き取り調査した。
 販売するのは、ご飯を満月に見立て盛り付け、イサキの竜田揚げ、熊野牛野菜炒め、梅肉キュウリなどを盛り込んだ「幸雲月(こううんづき)~夜の灯籠~」と、めはりずしやタチウオの天ぷら、ヒロメとキュウリの酢の物、豆腐ハンバーグなどが入った「みんなを繋(つな)ぐ中2の想(おも)い」。価格はいずれも千円(税込み)で、数量は各100個。仕出し料理店「はま乃」(白浜町堅田)が商品化した。
 ほかに、和菓子店「菓匠二宮」(田辺市下屋敷町)の協力でハッサク大福、梅ジャム入りどら焼き、県内産イチゴのまりひめを使ったカスタードパイなど和洋のスイーツを詰め合わせた「甘党弁当」を販売する。950円(税込み)。100個。
 商品開発を担当した松本悠奈さんは「描いた絵が実際に形になってうれしい。想像以上のおいしさ。名前のように食べて幸せになってもらいたい」、浜本赳児君は「弁慶市は高齢のお客さんが多いので、ヘルシーなメニューをそろえた。地場産品がたっぷりで、幅広い世代に楽しんでもらえるはず」とアピールした。
 「はま乃」の浜野広輔社長(46)は「生徒の案は食材のバランスが良く、色彩も鮮やか。すぐに商品化できるほど完成度が高かった。自信を持って販売してほしい」とエールを送った。
 弁慶市は21日午前8時から田辺扇ケ浜公園カッパークで開催される。

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