暴風、積雪 真冬に逆戻り

吹雪の中を歩く人たち(17日午前8時20分ごろ、寿町2丁目で)
強い寒気と発達した低気圧の影響で、宇部市内は17日朝、雪を伴った暴風に見舞われた。下関地方気象台によると、山口宇部空港で午前4時12分に最大瞬間風速18・5メートルを観測。気温は8時44分に氷点下1度(市防災危機管理課調べ)を記録し、厳しい冷え込みとなった。同気象台では風雪による視程障害、路面の凍結、落雷や突風に注意を呼び掛けている。 同気象台によると、県内を含む九州北部地方の上空約1500メートルに、氷点下12度以下の強い寒気が流れ込んでいる。県内では多い所で18日午前6時までに、標高200メートル以上の山地で30センチ、平地でも10センチの降雪を見込んでいる。 17日午前8時20分ごろの市中心部では、吹雪の中を傘を差して足早に歩く人の姿が目立った。風雪による視界不良のため、ドライバーも慎重にハンドルを握っていた。 JR西日本広島支社によると、宇部線阿知須駅構内で17日午前8時29分ごろ、分岐器(ポイント)に雪が付着し動かなくなったため、新山口-宇部新川駅間で上下線計4本が一時運転を見合わせた。約1時間後に運転を再開したが、最大で約50分の遅延が生じ、約400人に影響が出た。市交通局によると、雪の影響で道路が渋滞したため、市営バスの一部路線に最大約30分の遅れが出たという。
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