カンムリワシ3羽確認 旧正恒例の観察会

木の枝で羽を休めるカンムリワシ=14日午前、石垣市名蔵
旧正月の12日から始まった「カンムリワシ週間」に合わせて14日午前、カンムリワシ観察会(カンムリワシ・リサーチ主催)が名蔵湾沿いにある水田地帯で行われた。市民ら約25人が参加し、3羽のカンムリワシが観察できた。
国指定特別天然記念物・カンムリワシの特徴や習性を同団体の小林雅裕さんが解説。あぜ道を歩きカンムリワシを探した。
山麓に差し掛かると、近距離で木の枝にとまる2羽の成鳥を発見。1羽が羽を広げている様子に小林さんは「餌を捕るため田んぼに入った後、湿った羽を乾かしているのかもしれない」と説明し、「体が暗色なので雌の可能性が高い」と推測した。参加した子どもたちは食い入るように望遠鏡をのぞき込んだ。

カンムリワシを観察する参加者ら=14日午前、石垣市名蔵
妹らと参加した金城結愛さん(8)は「羽を広げた姿がすごかった。今日、観察したカンムリワシは体重が800㌘ぐらいだと聞き、想像していたよりも軽いことが分かった」と感想を話した。
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