全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

「非常に厳しい状況」 小浜島の一本松診断 樹木医・樋口氏

一本松を診断する樋口樹木医(右から2人目)=9日午前、小浜島シュガーロード

 【小浜】昨年8月に起きた台風9号の影響で枝が折れた通称・シュガーロード沿いにある一本松の診断が9日に行われ、樹木医の樋口純一郎氏は「(回復は)非常に厳しい状況」と判断した。

 診断が行われた一本松は、幹が長年シロアリに侵食されてほぼ空洞状態となっているほか、道路工事により根が切断されるなどして再生が非常に困難な状態。

 樋口氏によると、回復には▽土壌改良▽根の回復▽枝の修繕▽支柱の設置▽シロアリ駆除―などさまざまな処置が必要になるという。

 同松の奥には、子孫にあたる松も生え始めていることから、町としては「子孫だけでも残したい」(宮里良貴財政課長)との意向だ。

 同松は、明和の大津波にも耐えた「ナーンダニ(津波)の木」としての言い伝えがあり、長年島民の憩いの場として親しまれてきた。シュガーロード沿いの景観にも貢献してきた。

 診断結果は今月末に報告される。それを受けて町は来年度予算に組み込むかを判断する。

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク