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鳥海山・飛島 日本ジオパークに再認定 推進協4年後へ喜びと決意

 日本ジオパーク委員会(JGC)は5日、「鳥海山・飛島ジオパーク」など11地域を、日本ジオパークに再認定したと発表した。酒田市、遊佐町、秋田県にかほ市、由利本荘市の官民27団体で構成する鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会が事務局を置くにかほ市役所象潟庁舎にこの日午後4時前、同委員会から電話で連絡が入り、同協議会会長の市川雄次にかほ市長らが記者会見を開いて朗報を伝えた。

 ジオパークは、地球の活動がよく分かる地質や景観が大切に守られ、教育や持続可能な開発に活用されている地域。日本ジオパークは昨年4月現在で43地域が認定されている。

 4年ごとに再認定審査があり、2016年に県内で初めて加盟認定された鳥海山・飛島ジオパークは昨年10月、JGCの調査員が訪れてジオパークの見どころ「ジオサイト」を視察するとともに、関係者から聞き取り調査を実施。今回の調査報告書では、教育活動やジオツーリズム、認定品制度の創出などで、「他のジオパークの参考になる優れた取り組みも確認できた」と評価された。

 記者会見には4首長らが出席。市川市長は「審査で高い評価を頂いた。地域の皆さんらの協力があったからで感謝申し上げる」と述べ、4年後の再々認定などを目標に「次のステップに進んでいかねば」と決意を新たにした。

 同協議会副会長の丸山至酒田市長は「大変喜んでいる。世界ジオパークへの申請認定に向けて来年度以降、体制・スタッフを強化したい」、遊佐町の本宮茂樹副町長は「課題とされた(ジオサイトの一つ)『丸池』の環境保全活動も適正と評価してもらった。次の4年間に向け励ましを頂いた」と、再認定を歓迎した。

JGCから再認定の電話報告を受ける市川市長

再認定の知らせに笑顔を見せる鳥海山・飛島ジオパーク協議会メンバーら=5日午後、にかほ市象潟庁舎

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