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紀伊民報社

避難タワーで防災学習 芳養小6年生

津波避難タワーで亀井寿男さん(右)の話を聞く芳養小学校6年生=和歌山県田辺市芳養松原1丁目で

 和歌山県田辺市の芳養小学校6年生56人が1日、同市芳養松原1丁目の芳養地区津波避難タワーで防災学習をした。
 避難タワーの設備について、市の職員から説明を受けながら見学した後、1946年12月21日に起きた昭和南海地震で津波を体験したタワーの近くに住む亀井寿男さん(87)の話を聞いた。
 亀井さんは体験した地震と津波の恐ろしさを当時の状況を振り返りながら伝えた。被災した時は未明で、真っ暗の中、寝間着姿で近くの神社の高台まで逃げたという。足が不自由な人や幼児ら、地区で7人が亡くなったといい「40~50軒で7人も亡くなったのは大変なこと」と話した。
 亀井さんは最後に「津波や地震が起きることを想定した準備をすること、家族の人と避難先や避難の仕方について話し合ってほしい」と訴えた。
 児童が話を聞いた屋内避難スペースは地上から9・75メートルの高さにあり、簡易トイレや備蓄スペースを備える。屋上の高さは13・16メートル、太陽光発電パネルを設置している。階段またはスロープで上がることができるため、車いすでの避難ができる。
 濵野克樹君(12)は「話を聞いて防災グッズの用意をしたり家族と話し合ったりしようと思う」、中谷星奈さん(12)は「タワーにある食料には限りがあるので日頃から防災バッグにちゃんと用意しておくことが大事だと思った」と話した。

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