県建設労働組合宇部支部が公共施設の修繕ボランティア

机のとがりを削る吉村支部長(左)と見守る篠﨑市長(神原保育園で)
県建設労働組合(建設山口)宇部支部(吉村修支部長)による公共施設の修繕ボランティア活動が31日、市内5公立保育園と学童保育クラブの6施設で行われた。押し入れの扉、木材の机のとげなど細かい故障部分を手際よく直した。 2013年度から毎年実施。今年は新型コロナの影響で時間を短縮し、会員が各所に分かれて作業に当たった。神原保育園では「柱の隙間からアリが出てくる」「調理室の棚を一つ増やしたい」「押し入れの扉がきちんと閉まらない」などの依頼に応え、隙間を埋めたり、ローラーキャッチを付けたりした。同園の正木圭子園長は「子どものけがの心配が減り、職員も仕事がしやすくなった」と感謝した。 吉村支部長は「小さな部分でも、手を加えることによって、子どもたちに安心して過ごしてほしい」と話した。 篠﨑圭二市長も視察に訪れ、順調に修繕されていく様子を見守った。作業が終わると、感謝状を吉村支部長に手渡した。
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