十勝の魅力、映像で体感 バーチャルツアー好評 ビゴラス
ツアー参加者とオンラインで交流する掛村社長(右、1月31日)
帯広市内で飲食店を運営する「ビゴラス」(掛村真二社長)は、テレビCMなど映像制作を手掛けるTVC(東京都渋谷区)と連携し、十勝の食の魅力をPRする体験型バーチャルツアーを開いている。
1月31日に開いたツアー第1弾には全国から73人が参加。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、十勝の観光スポットや食を紹介した。
参加者には事前に豚丼用の肉やチーズなど十勝産食材を送付。映像と味覚で十勝をアピールした。掛村社長が実際に説明しながら参加者と一緒に豚丼を調理する場面もあった。
ツアーは掛村社長がTVCの嶋司貴裕常務(49)と事前撮影した観光地の映像と当日のライブ配信を組み合わせた内容とした。
十勝バス(帯広市、野村文吾社長)も撮影に協力。バーチャルツアーはバスで管内を巡る設定で、同社のバスで帯広空港を出発する場面を撮影した。
ツアー参加者からは「十勝に行ってみたくなった」などの声があり好評だった。
2月下旬にも第2弾のツアーを計画中で、掛村社長は「バーチャルツアーはアフターコロナの観光源資につながる。今後も十勝ファンを獲得したい」と語った。
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