全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

「スロータウン映画祭」始まる

 「とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催)が31日、穂の国とよはし芸術劇場プラットで始まった。開幕を記念し、俳優の佐藤浩市さんを迎えてトークショーを開いた。メインの「スロータウンシネマ」は6日から、3週にわたり週末に15作品を上映する。

 「映画界の今昔」と題した佐藤さんのトークショーには約500人が詰め掛けた。デビューから40年の俳優人生を振り返り、共演者やスタッフとのエピソード、ロケで訪れた豊橋の思い出などを披露した。

 若山富三郎さんとは「青春の門」(1981年)で共演。「三國(連太郎)の息子だからと、厳しい指導でした。すごく怖かった」と懐かしんだ。後の共演でスタッフを通じて聞いた「あいつも俳優になったな」との言葉を紹介し、うれしそうに語った。

 役者としての持論を聞かれ「似た役柄に偏りたくない。昭和の銀幕スターとは正反対。振れ幅の広い演技を大切にしている」と説明。「(高倉)健さんはやらなかったけど、僕は下着泥棒役も演じる役者」と会場を沸かせた。

 役者としての夢は「映画でしか存在しえない突き抜けた人間を、説得力を持たせて演じたい」と語った。

 トークに先駆け、観客は出演作「愛を積むひと」(2015年)と「陽気なギャングが地球を回す」(06年)を観賞した。佐藤さん目当てに訪れた松井美紀さん(47)は「青春の門からのファン。奔放な役柄の佐藤さんが好き。生で見て、これぞ『佐藤浩市』と実感できた」と喜んだ。

 映画祭は、新型コロナウイスル感染拡大の中での開幕。感染を心配する希望者には選択的な払い戻しに応じた。

関連記事

鈴木亜由子杯 穂の国豊橋ハーフマラソンが開催

 豊橋市出身で東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子選手にちなんで改称された「鈴木亜由子杯 穂の国豊橋ハーフマラソン2024」が24日、開かれた。  昨年に続きあいにくの天気となったが、約370...

長野日報社

白銀の高遠城址公園開き 4月初め前後開花見込み 長野県伊那市高遠町

 「天下第一の桜」として知られる高遠城址公園(長野県伊那市高遠町)の安全祈願祭と公園開き式が23日、園内で行われた。この日は降雪によって一面銀世界となり、会場を高遠閣に移して実施。関係者ら約30人...

北羽新報社

手作り雑貨や飲食巡り 初のフェスにぎわう 能代市

 能代市役所さくら庭で20日、ピクニック&ガレージセール「♯Ohana(おはな)フェス」が開かれた。市地域おこし協力隊を2月末で退任した田中優花さん(31)=出戸本町=が今まで開いてきた♯Ohana...

豊橋鉄道100周年 記念車両も発車

 豊橋鉄道は15日、豊橋市の「穂の国芸術劇場プラット」で創業100周年記念式典を開いた。公共交通機関としての100年の歩みを振り返り、さらに地域発展へ尽くす考えを示した。式典後は市内線駅前電停から記...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク